2015-07-08 凡庸なる非凡さ 雨風の冷たい日、東北のある街へ赴いた。 予定を終え打ち上げ会場へ向かうが手間取り、着いたのがバス発車時刻の30分前であった。そこから停留所迄は1、2分とのことなので乾杯だけでもと思ったが、不安が、危ないという思いがよぎった。 皆と分かれバス停まで車で送ってもらったが、下調べしていた道が復興工事で車両通行止め、徒歩で行けるはずの道も資材に遮られている。 細い迂回路があることが分かり、最終バスに間に合った。 <『こころ』夏目漱石>